温泉番長・原田龍二、スターダムよりフリーダム? 夕空に見とれた海上露天風呂《公式》
大塚和成です!!
朝日新聞デジタル&[アンド]
温泉番長・原田龍二、スターダムよりフリーダム? 夕空に見とれた海上露天風呂
“温泉番長”こと俳優の原田龍二さん(撮影=高嶋佳代)
【連載】原田龍二の温泉番長
これまで訪ねた温泉の数は、約200カ所。「温泉との出合いは一期一会ならぬ“一期一湯”」と話す温泉番長・原田龍二さんにとって、特に印象深かった温泉をご紹介します。
今回は、長崎県・小浜町にある海上露天風呂 波の湯「茜(あかね)」。波消しブロックの上にあるため、海はすぐ目の前! 波音をBGMに、夕日や漁火(いさりび)を眺めながらお湯を堪能できます。
【写真】小浜温泉の波の湯「茜(あかね)」で、「このワイヤ、なんだろう?」と思いながら入浴中の原田さん
やっぱり露天風呂が好き 湯船から夕日を眺める至福の時間
この写真は、長崎県の小浜温泉を訪ねたときに撮影したものです。僕がつけたキャプションは、「もう一度はっきり言っておこう スターダムなんかいらない フリーダムが欲しい」。スターダム、フリーダムと、ヒップホップみたいに韻を踏んでみました。
インスタグラムに載せている写真はすべて自分のスマホで撮ったものなんですが、夕暮れどきの画像はちょくちょく出てきます。夕日なんて子どもの頃から何度も何度も見ているのに、大人になった今でも好きで、いつ見てもきれいだなぁって感じるんですよね。
そんな、僕の大好きな夕日を眺めながら温泉に入れるのがここ、波の湯「茜」。波消しブロックの上に造られているため、満潮時には湯船と海面の高低差が20センチほどになって、まるで海につかっているかのような感覚を得られると人気の温泉です。
過去に1度、“温泉兄弟”の兄・コンバット満さんとも訪ねていますが、今年の夏は、タレントのはいだしょうこさんと「クチコミ新発見!旅ぷら」(読売テレビ)のお仕事で伺いました。
湯船は男女別になっていて、どちらも眼前に大海原が広がっています。小浜町は温泉宿が多く、「おたっしゃん湯」という趣のある共同浴場もありますが、僕のオススメは断然波の湯「茜」です。
露天風呂の良さって、自然とじかに向き合えるところにあると思うんですよね。海に面した露天風呂だと特に、潮位の違い、天候による波の違い、昼間なのか夕方なのか夜なのか時間帯による違いで印象が変わるおもしろさがありますから。そのすべてがいい具合にマッチングすると、最高に気持ちがいいわけです。
都合により、はいださんは入浴しなかったので、温泉の外、壁の向こう側から「(温泉は)どうですかー?」と声をかけてくれました。壁越しにお返事をしてもよかったんですが、周りにお客さんの姿もなかったので、僕はひょいって身を乗り出して感想を伝えましたけど……、皆さんはマネしないでくださいね。
この温泉で唯一気になることと言えば、この、温泉と海の間に張ってある謎のワイヤです。「これ、何の意味があるんだろう。切っちゃダメなのかな?」って思いながら入っていました(※小浜温泉観光協会によると、これ以上先にいくと海に転落してしまう可能性があると注意を促すために設置)。
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